wide QRS頻拍
・QRS波の幅が0.12秒以上の頻拍。
・主に心室頻拍、変行伝導を伴う上室頻拍の2つ。
心室頻拍と変行伝導を伴う上室頻拍の鑑別
・心筋梗塞・心筋症などの基礎疾患を有する=心室頻拍の可能性が高い。
・QRS波の幅が0.16秒以上、左軸偏位、胸部誘導のQRS波の極性が同一=心室頻拍の可能性が高い。
・右脚ブロック型+V6誘導でQS型 or rS型=心室頻拍が示唆される。
・V1誘導で二相性の右脚ブロック=上室頻拍が示唆される。
・左脚ブロック型+V1誘導のS波にノッチがある=心室頻拍が示唆される。
・房室解離(融合収縮、心室捕捉)がある=心室頻拍と診断できる。
ここまで
今日はここまでにします。
できるだけ少しでも続けていきたいと思います。
次回も続きを勉強していきたいと思います。
(今日の勉強時間:15分)
- 作者:谷内 亮水
- 発売日: 2020/04/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)