洞停止
・洞結節に電気的興奮が発生しない状態。
・P波はみられず、QRS-T波もみられない。
・PP間隔は整数倍にはならない。
・臨床的には、2秒以上を有意とする。
洞房ブロック
・P波が欠如する。
・1度洞房ブロック=心電図では異常としてみられない。
・3度洞房ブロック=P波が欠如。接合部補充調律によって心拍が保たれる。
・3度洞房ブロックと洞停止は心電図では区別できない。
・心電図で診断ができるのは、時々P波が欠如する2度洞房ブロックのみ。
・Wenckebach型洞房ブロック=徐々にPP間隔が短縮して、QRSが脱落する。
・MobitzⅡ型洞房ブロック=延長したPP間隔が整数倍。
→ただし、洞不整脈がある場合は判定できない。
ここまで
今日はここまでにします。
できるだけ少しでも続けていきたいと思います。
次回も続きを勉強していきたいと思います。
(今日の勉強時間:20分)
- 作者:谷内 亮水
- 発売日: 2020/04/16
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