心電図検定1級、心電図マイスターを目指すブログ

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心電図の勉強、35日目。~期外収縮、心室内変行伝導、非伝導性上室期外収縮~

はじめに

楽しく学んで好きになる! 心電図トレーニングクイズ

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  • 作者:谷内 亮水
  • 発売日: 2016/04/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
今日もこの本(↑)を勉強していきたいと思います。
 

期外収縮

・期外収縮=本来の収縮よりも早く出現する収縮。
・洞結節以外の場所から刺激が発生する。
・刺激の発生部位によって、上室期外収縮と心室期外収縮に分けられる。

・洞調律と期外収縮が交互に出現する場合=二段脈。
・洞調律2拍+期外収縮1拍=三段脈。

上室期外収縮のP波

・異所性P波。
・洞結節由来のものとは波形が少し異なる。
・発生起源によって、形が異なってくる。
・房室接合部から発生すると不明瞭になったり、QRSに隠れたり、QRSの直後にみえたりする。
 

心室内変行伝導

・心室が不応期を脱していないときに、上室からの興奮が脚に達すると、機能的に脚ブロックを生じる。
・これを心室内変行伝導という。
・右脚ブロック型を示すものが大半を占める。
 →右脚自体が長く障害を受けやすい、不応期が長いなどのため。
・タイミングのわずかな差でいろいろな型をとりうる。

非伝導性上室期外収縮

・房室結節の不応期が残っていると、異所性P波だけでQRS波が脱落する。
 →非伝導性上室期外収縮
 

ここまで

今日はここまでにします。
できるだけ少しでも続けていきたいと思います。
次回も続きを勉強していきたいと思います。
(今日の勉強時間:30分)
 
 

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