心電図の勉強、19日目。～正常な心電図とは～

はじめに

改訂3版 心電図検定公式問題集&ガイド: 受検者必携! 2級/3級

実力心電図―「読める」のその先へ

今日もこの本（↑）を勉強していきたいと思います。
今回は「正常な心電図」について勉強したいと思います

正常な心電図とは

・心電図とは、心臓の電気活動を体表面から記録したもの。
・心電図からは心臓の刺激伝導系の異常、刺激伝導系以外の異常（心房・心室肥大など）、心疾患以外の病態（電解質異常など）を読み取ることができる。
・P波の幅などには基準値があり、いずれも基準値内の所見である場合、正常な心電図とされる。

正常な心電図

・心拍数：50～100/分
・調律：Ⅰ誘導、Ⅱ誘導でP波が陽性＝洞調律
・軸：Ⅰ誘導、aVF誘導で正の場合＝正常軸
・回転：V3-V4が移行帯
・P波：Ⅱ誘導、V1誘導で右房・左房拡大の評価
・QRS波：異常Q波、低電位差、高電位差の有無
・V1-3でR波の増高＝正常
・V1でR波が5mm、V2でR波が10mm未満＝正常
・QRS幅が2.5mm未満＝正常
・V1-V3誘導で2㎜までのST上昇＝正常
・T波：Ⅰ、Ⅱ、aVF、V4～V6で陽性、aVRで陰性＝正常
・PQ時間が5㎜未満＝正常

ここまで

今日はここまでにします。
次回も続きを勉強していきたいと思います。
（今日の勉強時間：30分）