心室期外収縮(PVC)
・先行するP波はみられず、QRS波が0.12秒以上となる。
・同じ部位から発生したPVCは単形性、異なる部位では多形性となる。
・3連発以上を心室頻拍とよぶ。
・QRS波の波形は起源により決まる。
・一般的には左室起源=右脚ブロック型、右室起源=左脚ブロック型。
・頭側起源のPVC=ⅡⅢaVFで高いR波=下方軸。
・尾側起源のPVC=ⅡⅢaVFで深いS波=上方軸。
・これらの組み合わせからおおよその起源を推定できる。
・右室流出路起源=左脚ブロック型+下方軸。
・右室心尖部起源=左脚ブロック型+上方軸。
・左室前壁起源=右脚ブロック型+下方軸。
・左室後壁起源=右脚ブロック型+上方軸。
・左室起源の場合、さらにⅠとaVLをみる。
→ Ⅰ、aVLが下向き=側壁起源。
→ Ⅰ、aVLが上向き=中隔起源。
ここまで
今日はここまでにします。
できるだけ少しでも続けていきたいと思います。
次回も続きを勉強していきたいと思います。
(今日の勉強時間:30分)
- 作者:谷内 亮水
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